2024.11.01 | INFO

STOLLEN2024

Stollen 2024

シュトレン 、それは14世紀ドイツのザクセン州・ドレスデンで生まれた発酵菓子。もともとは、クリスマスに際して教会にお供えする〝素朴なパン〟それがのちにバターの使用が許可され、交易の歴史の中でナッツやスパイス 、ドライフルーツが伝わり、沢山の砂糖を使うリッチなシュトレンが次第に形成されたと言われています。

それはまさに、お菓子の歴史を詰め込んだかのようなもの。

多くの人々を魅了し、かつストーリー溢れるお菓子の秘密を作り手ならではの角度で探りたくなったことが、オリジナルシュトレン が生まれたきっかけです。

今や作り手の数だけ味わいがありますが、強い甘さのせいで、せっかくのストーリーにまで辿り着けないなんてもったいない。

変えてはならない部分はそのままで、でも日本人の私たちが心地よく食べられるよう創作してます。

SEKAI NO OYATSUからお届けするシュトレンは、芳醇で円みのある香りが特徴のラム酒・ディプロマティコを使った、ジューシーな自家製ラムレーズンをベースに、レモンの香りを閉じ込め、爽やかで心地の良い味わい。ポートワインに漬けた無花果がプチプ弾け、3種のナッツがゴロゴロと奏で、3種のスパイスが最後に優しく鼻を抜けます。

フレッシュさと熟成されたときの良さ、共に両方の美味しさを感じられるものが出来ないかと試行錯誤して生まれました。

外の皮は焼きっつらとバターのしみこみで、サクサク。中はしっとり。口内で様々な音色を奏でるような一本は、パンでもなくケーキでもなく、まさに〝発酵菓子〟です。

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