2024.04.30 | Recipe

『銘菓開発』のご依頼受け付けてます

世界のドーナツ、こんなに自由で人々をワクワクさせるキュートなおやつはあるだろうか。

今や、どちらかというとカジュアルでスナック感覚な位置付けですが、元来〝ドーナツ〟のカテゴリーに含まれるおやつは、もともと祭日や祝い事と関連性が深い。確かに油脂や砂糖が貴重品だった頃は、庶民が日常的に口にできるものではなかったのです。

さて、今回は日本のドーナツ(⁉︎)サーターアンダギーをジャガイモで創作したお話です。

奄美諸島•徳之島では、
「さたてんぷら」
「さぁたてんぷら」と呼ばれるそうです。

このたび徳之島有機JAS認証の畑で採れた無農薬でつくられ、キズなどがあり市場に出せないジャガイモを使わせていただきました。

こちらに限ったことではないですが、今回は離島ならではの素晴らしさとともに、現状直面している農作物の課題を含めて、食べることでストーリーを体験出来るよう、ジャガイモ•サーターアンダギーを創作。黒糖や塩も、現地のものを使って徳之島で作ることができたら唯一無二のドーナツができますと考えてます。

現地の家庭ではジャガイモ=料理のみに使う素材、という認識がほとんどだそうですが、お菓子作りにも大活躍することをまず知ってもらえたら、少しづつ少しづつ課題解決にも繋がります、

文化や習慣から、歴代続くその土地の銘菓が生まれたりもするので楽しみです。

一般的なものは、外側ゴリゴリ中までゴリゴリ~ですがおジャガ効果で、外側ゴリゴリ中は少しもちっり。
黒糖、塩、隠し味にスパイスをはらり。シンプルにおいしいおやつが誕生です。

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