『キッチン留学』はじまります
キッチンの造り、家族構成、親の働き方
が昔とぐんと変わった現代、
続々増える自動化・無人化で、便利で助かる一方、
切身の魚が海を泳いでいる?
どころの騒ぎではなく、なんなら
調理済みの魚と「初めまして」の子どもたち
忙しすぎて余裕をもって一緒にキッチンにたってあげられない、と嘆くとともに、便利がすぎていわばキッチンに立つ必要もないプロダクトで溢れている。
現代の子どもにとっては、
きっと近いようで、〝遠い〟キッチン。
パティシエール鈴木の、世界一周中に各地のキッチンを訪れたことが原体験となっていますが、その後の出産・子育てというライフステージでおきる心の変化と葛藤といつも並走している、わたくしなりの切り口で表現させて頂きました。
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わたくしパティシエがお菓子を通して出来る「キッチン留学」vol.0は、クレープ屋をオープンしました。
材料のラインナップは同じでも、使うか使わないか、どう使うかの判断と感性がメキメキ顔出して個性炸裂。
お店の名前→ラフ描きながらメニュー開発→生地作り焼成から仕上げまで試作→パパママからしばし離れてお子達だけて開店準備→いざopen!世界にたった一つのクレープを最初のお客さま(愛する家族)へ。
使うアイテムも敢えてリアルに製菓の世界で使うものを…季節が感じられる自家製フィリングから、エディブルフラワー、子に大人気の金スプレーなど。
この体験ご、キッチンで生まれる手仕事の温度、尊さを知るきっかけであったら嬉しいです。